12月の全国銀行の貸出平均残高が前年同月比4.1%増

 2009年1月13日、日銀が発表した昨年12月の貸出・資金吸収動向によると、12月の全国銀行の貸出平均残高が407兆1700億円で、前年同月比4.1%増となった。1992年2月以来の大幅な伸び率となる。

 経済産業省は昨年12月30日に、中小企業支援のため10月末に新設した「緊急保証制度」による信用保証の承諾額が累計で約17万件、約3兆9000億円に上ったと発表していた。
 なお、現在の信用保証枠は6兆円で、政府は10月の追加経済対策に保証枠を20兆円に拡大することを2次補正予算に盛り込んでいる。